趣味に没頭することは、心の平穏を保つために非常に有用と言えます。
しかしながら、社会人になると仕事ばかりの日々に疲れてしまい、新しい趣味を見つける機会が減ってしまう人が多いです。
特に日本人はまじめ気質が災いして、オン・オフの切り替えが下手と言えるでしょう。
悩み事
趣味が無さすぎて、休日リフレッシュできない
挑戦してみたい趣味があるけど、わからないことばかりで不安
他の人ってどういうことを趣味にしているんだろう?
私の周りでも「趣味が見つからなくて困っている」と言う人をよく見かけます。
こういう意見を言う人のほとんどは、新しい事に挑戦するのを面倒に感じて挑戦しないか探し方が悪いだけです。
私は割と多趣味な方でして、料理・釣り・ゴルフ・ダーツ・ゲーム・映画鑑賞など多くの趣味を満喫して日々を楽しんでます。趣味は多ければ多いほど、人生を豊かにしてくれるツールなので積極的に増やした方が有益と言えるでしょう。
休日に仕事疲れを取りたいという理由で寝て過ごすのは非常にもったいないことをしています。
ダラダラと過ごす休日をやめるために、自分が没頭できる趣味を見つけるところから始めてみては、いかがでしょうか。
中途半端に投げ出しても誰にも文句言われません。
とはいえ、趣味の見つけ方自体に悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
当記事では、多趣味があなたの生活を豊かにする理由と、低コストで始められて続けやすいおすすめの趣味をいくつかご紹介します。
「今週も休日を無駄に過ごしてしまった…」という経験を繰り返す前に、ご覧下さい。
趣味が無いという人は、気付いていないか探し方が悪いだけ
趣味の定義は以下の通りです。
・人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。
※引用元:wikipedia
つまりはあなたが自由に使える時間に継続して楽しむ行動を習慣化できたら、それはもう趣味なんです。
正直、見つけるだけならハードル低いと思いませんか。
趣味が無くて困っている人って、大体は以下2つのどちらかに当てはまります。
- 自分の趣味に気付いていない
- 上手に探すことが出来ない(探すのが面倒)
自分の趣味に気付いていない
趣味を見つけられない人って、自分が好きな事を趣味と呼んでいないだけという可能性があります。
例えばの話、毎日好きなTV番組があって継続してみている、好きな歌手の曲を毎日聴いている…いずれも立派な趣味です。
あなたが気付いていないだけで、無意識に行っている趣味って身近なところにたくさんあるはずです。少し気持ちを整理してみましょう。
別に好きで続けているなら、詳しくなくても良いじゃないですか。
「ある程度は極めないと趣味とは呼べない」なんて厳しい事を言う人もいますが、下手でも楽しく続けることが出来れば趣味と呼んで構いません。
私はゴルフが趣味ですが、18ホール周るのに150打も叩いてしまうくらい下手です。
※100~120打くらいで周れば平均的と言えます。
下手でも楽しく続けているので、『趣味はゴルフです』と自身を持って言いますね。
人に何と言われようが、あなたが楽しく継続出来ることは全て趣味です。
相手の意見よりも自分の価値観を尊重していきましょう。
上手に探すことが出来ない(探すのが面倒)
平日は仕事で忙しいし、休日だけでやれることって限られてくるんだよね。
社会人の多くは上記のような理由で趣味を増やすことができないケースが多いです。何故でしょうか。
理由は単純で『仕事以外に疲れることをしたくない』からですね。
例えば、日曜の朝8時に起きたとしたら、寝るまで14~15時間あります。掃除・洗濯・食事の時間もあるので実際の自由時間は10時間くらいでしょうか。
普通に考えて、10時間あったら色々できますよ。
分かりやすく言えば、2時間の映画を5本観れる計算です。(実際は疲れるので、おすすめしません)
例えば趣味が湯めぐりという人がいたとしましょう。
あなたから見ると、温泉って地方まで行く必要もあるし、宿の予約や旅の計画も必要で大変そうだなと思うかもしれません。実際は関東近郊の温泉地なら、無計画でも日帰りで軽く行けるところはたくさんあります。
東京から熱海までは新幹線に乗れば最速で48分。着いてから日帰り温泉に入ったり、お昼食べて町ぶら観光して帰っても、6時間もあれば足りる事でしょう。
休日の過ごし方って身体を休めて次の仕事に備えるのではなく、非日常を味わって気持ちをリフレッシュさせることが最良なのです。
肉体的に疲れることもありますが、不思議と心は満たされるので後悔はしません。
逆に昼まで寝てボーっと過ごした日や、スマホをいじっているだけの日の方が疲れは取れませんし、貴重な休日を無駄にしていると言えますね。
心当たりがあるなら、目的の無い休日の過ごし方を今すぐ直す努力をすべきです。
年を取ってから後悔しても知りませんよ?
趣味は多い方が人生楽しい!理由を4つ紹介
趣味が増えると、具合的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
私が考える多趣味のメリットは、以下の4つです。
- 休日に行動する目的を作りやすい
- 知識や技術の幅が広がる
- 会社での話題作りに使える
- 合わなかったとしても経験は活きる
基本的に趣味が多い方が、あなたの人生に仕事以外の生きがいを見つけるチャンスを増やすことができます。
順番に解説していきますね。
1.休日に行動する目的を作りやすい
趣味が多い分だけ休日の予定を立てやすくなります。
例えば、映画鑑賞と読書が趣味ならば、映画館の上映スケジュールをチェックして面白そうな映画を観に行くでも良いですし、外に出たくない日は部屋で読書に没頭するのも有意義と言えますね。
趣味を増やすと、自由に使える時間に合わせてやることを選択できるメリットがあります。
例えば、キャンプと料理は相性良いですね。
2.知識や技術の幅が広がる
趣味が多いと当然ながら、様々な分野の知識や技術を身に付けることができますね。
また、思わぬところで別の趣味の経験が活きてくるケースがあります。
私は料理趣味歴10年、釣り経験も6年くらいになります。
会社の同僚と堤防での海釣りを楽しむことが多いのですが、釣った魚を自分で捌けないとリリースするしか無くなります。
当然、私は料理作りが好きなので、魚を自分で捌いて焼き魚やお刺身を作ることができるんです。
多趣味でいると、こういった趣味の複合技が使えるのが嬉しい所ですね。
ひとつの事にこだわらずに色々やってみると、思わぬ所で繋がる楽しみが多趣味の良い点と言えます。
3.会社での話題作りに使える
趣味の話って、ちょっとした雑談や飲み会の席での話題作りにとても有用です。
ただし、人によって好みが分かれるのがもどかしいところ。
相手が興味の無い話題だと、食いつきが悪くて盛り上がらなかった経験一度や二度あるんではないでしょうか。
多趣味だと純粋に持ち玉が多いので、相手によって趣味の話題を切り替えることが可能となります。
(キャンプは詳しくないな・・・でも)
河口湖にも何度か撮影に行ったことがあるんですよ。
おすすめを教えてくれないか。
ビジネスにおいて同僚や上司との関係を築くことって、業務を遂行する以上に大切です。信頼関係を築けば、仕事自体やりやすくなりますし、居心地が良くなりますからね。
仕事をバリバリこなしてもストレス溜まるだけなので、要領良く立ち回れるようになった方が得ですよ。
4.合わなかったとしても経験は活きる
仕事と違って趣味に強制力はありません。
合わないなと思ったら即やめて、別の趣味を探せば良いだけです。
とはいえ、合わなかった趣味も少し経験することで未経験者よりは詳しい人と言えるでしょう。
例えば、テニスを始めてはみたけど体力的にきつくて辞めた場合。
未経験者だと、ラケットの選び方やレシーブの打ち方すらよくわかりませんが、少しでも経験していればそのくらいは人に教えられるようになりますよね。あと、興味を持った人にテニスの楽しいところやつらいところを話したりもできます。
趣味を増やすには、どうしたら良い?
当たり前の事を言いますが、趣味を増やすコツは『深く考えずに興味を持ったらやる』ことを繰り返すしか無いです。
ミーハーな考え方でも構いませんので、「どういうスポーツなんだろう?」「ちょっと面白そう」と少しでも考えたら、とりあえず挑戦してみるのが趣味を増やす秘訣です。
例えば、藤井聡太七段(2018年5月18日時点)の試合を観て「将棋面白そう、初めてみようかな」くらいでオッケーですね。
私は中学生の頃に週刊少年ジャンプに連載されていた『ヒカルの碁』という漫画に影響されて囲碁を始めた経験があります。3年くらいは続けたので、基本ルールを人に教えるくらいは今でもできますよ。
まず、マイナス思考は捨てましょう。
『自分ならできる!』と根拠のないプラス思考でいた方が、何かと上手くいったりしますよ。
趣味を見つけられない人に贈る!始めやすいのはコレ
趣味探しのヒント程度となりますが、いくつか低コストで簡単に始められる趣味をご紹介します。
私自身の経験で書いていますので、少し偏見があるかもしれませんがご容赦下さい。
インドア派におすすめの趣味
映画鑑賞、読書、ゲームあたりはおすすめの定番趣味ですね。
あなたも十分詳しいと思うので、説明は割愛します。
料理(おすすめ度:★★★★★)
料理は身に着けておいて損することの無い趣味のひとつです。
自炊は節約にもなりますし、宅飲みなんかでもパッとおつまみを作れると重宝します。
また、既婚者は家事を分担できるという意味でも有用ですね。
燻製や蒸し料理など様々なジャンルがあるので、ひとつに特化して極めるのも面白いです。
料理の基本を覚えるには、こちらの一冊が最良です。
写真多めで非常に読みやすくて、解説も的確で理解しやすくまとめられています。
実際に書いてある通り作ると、自分が作ったのか驚くくらい美味しい料理が作れました。
今まで適当に料理を作っていた人にもおすすめです。
ダーツ(おすすめ度:★★★★☆)
ダーツをおすすめする理由ですが、とにかくルールを覚えるのが簡単なので始めやすいです。
的に向かってダーツを3投するだけですからね。
私も仕事帰りに近くのダーツバーに寄っては、1時間ほど投げて帰ったりしています。
ダーツバーならお酒も飲めるので、リフレッシュにも最適です。
ダーツは自分専用の『マイダーツ』を買うと途端に楽しくなります。
フライト・バレル・シャフトと呼ばれる部品を自分好みにカスタマイズすることで、まったく違った飛び方をするのが面白いですね。
ある程度狙ったところに入るようになるまでは練習が必要ですが、思い通りコントロールできるようになると駆け引きができて楽しさが倍増しますよ。
あとは、ダーツが上手いとデートでかっこいい所を見せられるので、不純な動機で初めるのも有りですね。実際、上手に投げれる人はかっこよく見えます。
基本を覚えるには、こちらのサイトがおすすめです。
>>GOOD DARTS「ダーツとは?」
塗り絵(おすすめ度:★★★☆☆)
塗り絵と言うと子供のお遊びをイメージされるかもしれませんが、最近は大人向けの塗り絵が多数登場しています。
すでに700万部も売れているそうで、ちょっとしたブームになってますね。
こちらは大人の塗り絵クラブで賞を取った茨城県の戸嶋さんの作品です。
スイスの名峰『アイガー』の塗り絵なのですが、色鉛筆とガッシュと言う絵の具だけで表現されています。
これだけきれいに塗れるようになると、額に入れて飾りたくなりますよね。
私も挑戦したことがあるのですが、手順通り塗っても思い通りいかなくてもどかしかったです。
そもそも画材の扱いになれていないと、上手く塗れるようになるまで1年くらいは修行が必要ですね。
元々絵を描くのが好きな人は続けやすいので、おすすめの趣味です。
アウトドア派におすすめの趣味
アウトドアな趣味はサッカーやテニスなど団体で行うものが多いです。
しかしながら、団体で行う趣味は『自分が上手にならないといけないプレッシャー』に追われて、逆にストレスが溜まるリスクがありますので、あまりおすすめしません。
そこで、いくつか1人で楽しめる気分転換におすすめのアウトドア系の趣味をご紹介します。
ジョギング(おすすめ度:★★★★★)
ジョギングの良いところは、『手軽に始められる』のと『心肺機能を高めて健康的に体作りにも役立つ』ことです。
最初から長い距離を走ると疲れて嫌になってしまうので、無理なく少しずつ距離を伸ばしていくのが継続させるコツですね。
河川敷や公園にいるガチのランナーと自分を比べる必要はありません。マイペースに楽しく続けていけば、自然と走れるようになってきますよ。
ジョギングを楽しむためには、ランニング用シューズだけは買うことをおすすめします。
ランニング用シューズは、つま先部分が少し反り立っており走りやすい形になっているのが特徴です。また、重量がスニーカーの半分くらいなので、足への負担が格段に減らすことが出来ます。
何よりランニング用シューズを履くと、足が軽くなり自然と走りたい気持ちになってきます。
値段は15,000円~10,000円が多いですが、ナイキ フリーランシリーズは2018年モデルで8,000円前後と入門におすすめです。
私も同系統のモデルを愛用しています。
釣り(おすすめ度:★★★★☆)
釣りと一概に言っても海釣り・川釣り・湖釣りと色々ありますが、おすすめは『海釣り』です。
理由は整備された釣り場が多くて初心者でも始めやすいですし、食べれる魚が釣れる確率が高いからですね。
釣り用の道具を揃えると結構お金かかりますが、とりあえず試すだけならレンタルで事足ります。
私がよくお邪魔している横浜フィッシングピアーズでは、道具もエサもすべて現地調達できて楽です。時期にもよりますがアジやサバ、イワシ、キスあたりがよく釣れますね。
>>横浜フィッシングピアーズ公式サイト
釣りのデメリットは、未経験者一人で挑戦するのが難しい点です。
釣り竿のセッティングやリールの巻き方など案外覚えることが多いので、聞ける人が近くにいないと悩んで一日終わってしまいます。
初心者向け講習に参加するのもありですが、最初は経験者の友人を見つけて行くのが効率的ですね。
事前に釣り方について予習したい人は、コチラのサイトが詳しく載っていて良いです。
>>海釣りスタートガイド
カメラ(おすすめ度:★★★★☆)
カメラを使った写真撮影も、手軽に始めやすい趣味ですね。
それは情報が古いですね。最近のデジタル一眼レフカメラは350g前後の商品も多くて軽いです。
缶ジュース1本持ち歩くのと変わらないですよ。
CanonのEOS M100シリーズは重さも302gと驚くほど軽いです。かわいらしいカラーが揃っているので、女性からの人気が高い機種です。
スマホ連携や自撮り用にタッチパネルの向きを180°変えたりもできるので機能面も申し分なし。
これから入門する人に特におすすめしたい一台ですね。
尚、最近はスマホが高性能になってきているので、撮影用に買わなくても十分と言う意見もあります。
たしかにスマホのカメラも解像度が高い機種が多くて綺麗に撮れますが、ズーム調整ができないので遠方の被写体を撮影に向いていないという欠点があります。
上記の悩みはSUMSUNG製のスマホ用望遠レンズを取り付けることで解消します。
脱着が多少面倒ではありますが、レンズを取り付けるだけで動物園の遠くの方にいるお猿さんをアップで撮れるようになるので便利です。
撮った写真を印刷しない人って割と多いんですが、非常にもったいないことしてます。
是非、印刷してアルバムを作ることをおすすめします。
パソコンに保存した写真って、いつ撮ったものか思い出せないことがよくあると思いますが、アルバムに年月を記入して整理しておくと意外と覚えているものです。
Web上でフォトブック作成~注文までできる『しまうまプリント』のフォトブック作成サービスもおすすめです。
私も旅行帰りによく作っているのですが、36枚で198円(1枚当たり5.5円の計算)と大変お得です。
Web画面で選択して注文すれば家に届くので、ぜひお試し下さい。
最も汎用性が高い趣味は『旅行』です
旅行はインドアとアウトドアを兼ね揃えている汎用性が最も高い趣味と言えるでしょう。
旅行の良いところは、同じ旅行先でも目的別に楽しみ方を選べるので飽きようが無い点です。
インドアな楽しみ方:温泉巡り、美術館、ショッピング、美味しい料理
アウトドアな楽しみ方:絶景スポット巡り、城下町散策、ダイビング、スキー、乗馬
泊りがけで行く旅行は少し計画が必要になるので躊躇してしまう人が多いのですが、日帰りでも十分楽しめます。
距離が遠いとか近いとか関係なくて生活圏外の土地に行けば、それは立派な旅行です。
新幹線を活用すれば、東京から金沢・名古屋・大阪くらいなら日帰りで行くことは、たやすいです。
旅行のデメリットは、やはり旅費が掛かる点と宿や電車の予約が面倒という点ですね。この段階で家族で揉めてしまって諦めてしまうケースが割と多いです。
私の場合は、宿と電車のチケットを別々に予約するのが面倒なので、日本旅行が運営する『赤い風船』をよく利用しています。
こちらのサイトでは、JR+宿泊付きパックを取り扱っており、Web上で宿とチケットの同時予約ができるうえに、セット割引が効いて、お得なんですね。
詳しくは、公式サイトをご覧下さい。
まとめ:仕事のストレスをリフレッシュする術を身に付けよう
仕事で疲れてしまっている時こそ、趣味に没頭する時間を作ってみてはいかがでしょうか。
新しい事に挑戦するのって最初は面倒って思うかもしれませんが、続けていくうちに自然と慣れて楽しくなっていくものです。人生なんでもやってみるのが一番ですよ。
仕事に縛られて終わる日々ほどむなしいものはありませんね。是非、自分が楽しいと思える人生を歩んでいってください。