転職指南

30歳で転職は遅いか?を気にするより大切なこと3つ

悩み事

30歳になって転職したいと考えている。

初めての転職なんだけど、遅すぎなんだろうか…失敗が怖くて動けずにいる。

上記の悩みにお答えします。

今泉さん
やっぱ20代のうちに動いてないとダメ?
そんなことありません。転職に遅すぎるとか無いですから。
認三郎

筆者も34歳で初めて転職をしましたが、結局は「年齢を気にしても仕方なし」だと気付かされました。

とはいえ、勢いで転職するのはリスクがあります。上司と意見が合わない、仕事にやりがいを感じない、といった理由で辞めると間違いなく苦い思いをしますよ。

30歳という年齢は社会経験が求められる年なので、新人気分での職探しはNG。しっかりと転職する目的を明確化してから動くようにしましょう。

具体的には、以下のようなことを意識すれば良いと私は考えます。

大切なこと

  • 前向きな転職である
  • 目的意識がはっきりしてる
  • 転職先の候補が決まってる

当記事を読むことで、転職すべきか気持ちを確かめることができるでしょう。

行動すべきか悩んでいるあなたの助けになれば幸いです。

実は一番多い?30歳はキャリアで悩みやすい時期

キャリアで悩む男性

30歳は人間的にも節目の年。会社での役職が付いたり、結婚して家族が増えたりして、新人の頃とは生活環境もガラッと変わっているんではないでしょうか。

そうなると「そろそろ転職してみようかな」と考える人も増えてきますよね。

転職サイト大手のdodaによると、2019年上半期(1月~6月)に転職成功者の年齢を調査したところ、平均「31.7歳」という結果となっています。そう考えると、今が好機と捉えておいた方が良い気がしますね。

 

ただし、転職って必ずしないといけないものではありません。同じ会社一筋で働き通すのって立派なことですよ。友人はみんな転職してるから自分も転職しないと…と焦って会社を辞めると間違いなく苦しい思いをします。

大切なのは、「自分で転職すべきかしっかり判断すること」ですね。

30歳で転職を考えた時に大切な3つのポイント

今泉さん
転職したい気持ちはあるけど、不安になってきたなぁ…。
悩みますよね。すっきりさせるために自己整理してみましょうか。
認三郎

転職を考えた時に以下の理由が明確化ちょっと考えてみてください。

大切なこと

  • 前向きな転職であるか?
  • 目的意識がはっきりしているか?
  • 転職先の候補が決まっているか?

自分の心に聞くような気持ちでご覧下さい。

その1:前向きな転職である

仕事が嫌だから辞めたいと考えている人はちょっと思い留まった方が良いですね。

後ろ向きな理由での転職活動は、ほぼ失敗します。辞めたあとに「逃げてしまった…」という気持ちが付きまとい、ずっとモヤモヤしてしまうからですね。残念ながら、どんな職場でも嫌なことのひとつやふたつあるものです。完璧に思い通りにやりたいなら、リスク承知で「起業」しましょう。

あなたが30歳で転職したいと考えた動機は前向きですか?

例えば、興味のある分野にチャレンジしたい、子供のために地方移住したい、独立のために学びたいことがあるなど。ネガティブでなければ何でも良いです。給料をもっともらいたい、偉くなりたいとか、ゲスい理由でも構いません。それだって好転したい気持ちの現れですからね。

3年先を見すえて自分の考えを言葉に出来るなら、転職しても上手くやれるので安心して動きましょう。

今泉さん
僕は残業が無い会社に転職したいな。自分の時間をしっかり持ちたいからね。
いいですね!すごく前向きですよ。
認三郎

 

その2:目的意識がはっきりしている

転職動機をしっかりと固めるのと同時に「何のための転職か?」はハッキリさせておきましょう。

例えば以下の感じです。

  • 味のある分野にチャレンジ = キャリアアップが目的
  • 独立のために学びたい = 経営ノウハウ取得が目的
  • 給料をもっともらいたい = 生活の質向上が目的

要するに「前向きかつ転職によって何を得たいかが明確になってる」ってことですね。当たり前のことを言っているようですが、ここが定まっていない人って結構いるんですよ。

目的意識が曖昧だと、転職を繰り返す「転職マニア」になってしまう恐れがあるので要注意。度を越した転職は「信頼を失う」「実力が身につかない」「根性がない」など悪いイメージしか生みません。

合わせて考えたいこと

転職する目的を考えた時に「今の会社で出来ないのか?」も合わせて考えてみてほしいです。待遇が悪いなら交渉してみる価値はありますし、仕事に取り入れたい技術があるなら積極的にプレゼンしてみるとかですね。

転職ってあなたが思う以上にパワーを使います。やりたいことが今の職場で実現できそうなら提案だけでもしてみるべきです。

 

その3:転職先の候補が決まっている

転職先を決めるのは、今の仕事を続けながらの方が圧倒的に良いです。理由は精神的な余裕が生まれるからですね。

今泉さん
先に仕事を辞めた方がじっくり探せて良くない?
仕事を辞めたら収入が無くなるので、じっくり探す余裕って案外無くなりますよ。
認三郎

あなたが思っている以上に「収入ゼロ」ってつらいです。
もらうお金が無くても家賃・食費・光熱費といった「出ていくお金」は変わらないですし、生活水準だって仕事を辞めた瞬間から落とすなんて土台無理な話です。

そうなってくると「早く転職先を決めないと…」と焦ってしまい、適当に企業を選んでしまう結果となります。仕事を続けながら転職先を決めたほうが、精神的にも余裕が生まれるので、しっかりと吟味しつつ選ぶことができるってわけですね。

今泉さん
わかったけど…仕事が忙しくて転職先を探す余裕ないよ。

たしかに仕事しながらひとりで転職先を探すのはきついものがあります。そんな時には転職エージェントをうまく活用してみるのが良いでしょう。

転職エージェントは、サービスに無料登録するだけで、あなたに合った求人を探して紹介してくれますし、応募・面接調整・給与交渉などの面倒事を代行してくれて大変便利。実際に私も利用して満足しています。

いくつか優良転職エージェントの特長を別記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。

転職エージェント比較
【脱会社依存】転職エージェントおすすめランキング | 大手4社を徹底比較

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まず仕事を辞めてから転職先を探すのは、宛も無く荒野をさまようが如くです。今の仕事を継続しつつ、転職先を探していくことをおすすめしますよ。

30歳で転職はまったく遅くない!

未来に向かって飛び立つ鳥

転職は必ずすれば成功するものではありません。
勢いで会社を辞めて失敗すると戻る宛も無くなりつらい思いをしてしまうので、自分でしっかり舵を取っていきましょう。

  • 転職は30歳でしてもまったく問題無し
  • 何のための転職か?よく考えよう
  • 方法性が定まったら行動あるのみ!
認三郎
あなたの転職動機が前向きであればすぐ実行すべきです。

年齢や周りの意見に振り回されて思いとどまっていても変化なんて訪れませんからね。迷っている暇があるなら即行動しましょう。