あなたは日頃家族と一緒にご飯を食べたり、子供と遊ぶ時間が持つ事ができていますか。特に男性は生活の中心が仕事になりがちなので、家庭の事を後回しにしがちですよね。
本音を言えば、家族と一緒にいる時間や子供と遊ぶ時間を増やしたいって人、多いんではないでしょうか。
悩み事
妻と旅行や買い物にいきたいけど、なかなか時間が取れない。
帰る頃には子供が寝てしまう…もっとお話したいのに。
週末は疲れて出かけるのも面倒。家事も妻任せだし、俺はダメな夫だ…。
正直な話、フルタイムの正社員だと仕事と家庭を両立するのは高難度です。本気で両立をしたいと考えているなら『在宅ワーク』が最も効果的と言えるでしょう。
当記事では在宅ワークが仕事と家庭の両立に効果的な理由を詳しく解説します。
当記事の内容
・男性が仕事と家庭を両立できない理由
・在宅ワークの注意事項
・会社通いから在宅ワークに変えるメリット
私は12年大手IT企業で働き「仕事だから仕方ない」「家族のためだ」と家族との時間を諦め続けてきましたが、今の働き方を変えたいという一心で在宅ワークができる職場に転職しました。
実際やってみると、慣れない事ばかりで苦労しますし収入も不安定なのですが、家族との時間は前より持てるようになってます。
そんな私の経験も交えて、在宅ワークの魅力をお答えしていきます。合う人・合わない人はいると思うので、検討する気持ちでご覧ください。
男性が仕事と家庭を両立できない理由
あなたが考えている以上に男性が仕事と家庭を両立することって難しいです。
両立できない理由は2つあります。
仕事と家庭を両立できない理由
・家庭ばかり優先すると、会社での評価が下がる
・結局は仕事を優先してしまう
あなたが上司の立場だとして、忙しい時期に部下が家族で出かけるという理由で有給休暇を取ってきたら、どう思いますか?
正直な話「忙しい時期なんだから、もっと仕事しろよ」って言いたくなりますよね。
上記の考え方はいたって普通な意見なので、間違っていないと思います。結局は仕事の方が家庭の予定より優先度が高いと思っている人が多いんですよ。
会社勤めのサラリーマンが自分のポジションを失うのは非常につらい事。なので、男性は家庭の予定をキャンセルしてでも仕事をするというわけです。
なぜ、在宅ワークだと仕事と家庭を両立できるのか?【裁量制だからです】
一般的に会社勤めの人は、毎朝電車に乗って会社に付いたら、自席に座って仕事しますよね。つまり、業務が終わるまでは会社の事しかできない状況化に置かれるわけです。
在宅ワークだと単純に『家で仕事をしている』ので、いくらでも家事や晩御飯作りを手伝ったりできてしまいます。
要するに仕事さえ終わらせられるなら、残りの時間は自由に使って良いって事なんです。
基本的に仕事のペースは自分次第なので会社に拘束される心配はありません。周りの目を気にする必要もないため、非常にクリーンな職場と言えるでしょう。作業が順調なら好きに旅行にだって行けちゃいますよ。
在宅ワークを始めるうえでの注意事項
新しい働き方として注目されている在宅ワークですが、いくつか注意事項があります。
「もう会社に行くのが嫌だから、俺も在宅ワーカーになろう!」みたいな考え方だと、ほぼ失敗します。
リスクも理解したうえで、自分でもやれそうか考えてみて下さい。
社会的地位・金銭的なゆとりが無くなる事を肝に銘じる
在宅ワーカーって給与面だけ考えるとかなり不遇です。私のケースになりますが、月の給与所得はほぼ半分です。
また、会社で出世する事も難しくなってきます。会社からしてみれば、自社に来て働いてくれない人ってあまり大切にしてくれません。
在宅ワーカーは給与所得が少ない分、仕事量もほどほどというケースが多いです。お金に不安を感じるという人は副業をして足りない分を補いましょう。
私は副業としてクラウドワークスを使って副収入を得ています。
エクセルやワード・パワーポイントの業務利用経験があるなら、資料作成の案件は取り掛かりやすいと思いますよ。データ入力やデザイン関係の案件もあるので、自分のニーズにあった仕事を探せるのが良い所です。
パソコンとインターネット環境は必須
在宅ワーカーはIT関係の仕事がほとんどなので、当然ながらインターネットに繋がる環境やパソコンは必須です。あとは勤め先にもよりますが、Web系のスキルを求められる所が多いですね。
まったくの未経験者だと少しハードルが高いのですが、学ぶ意欲があれば開発スキルを習得することは可能です。
独学は不安という方は、テックアカデミーなどのオンラインスクールで学べば継続しやすいでしょう。
誘惑に負けない強い意志が必要
最も基本的で大事な事なのですが、家で集中して仕事ができる自信があるか自分に問いましょう。
物は試しといいますがクラウドワークスで案件を1つ・2つやってみると判断しやすいかもしれませんね。仕事が終わらないうちに誘惑に負けてテレビを観たり、ゲームなどの娯楽に興じてしまう人は我慢する習慣を身に付けないと継続は困難でしょう。
ついでに言ってしまえば、家で働くと土日祝の概念が無くなってきます。在宅ワークを始めたばかりの頃はどうしても作業に時間が掛かるので、慣れるまでは我慢して黙々と続ける必要がありますね。
「そこまで我慢して家で仕事したくない!」「毎日仕事は嫌だ!」という人は素直に会社で働く道を選びましょう。
会社通いから在宅ワークに変えて良かった点【仕事と家庭を両立させるだけじゃない】
私的には給料が安い事以外は特に不満は無いので、在宅ワークにして良かったと思ってます。
具体的に言うとメリットは5つあります。
在宅ワークして良かった点
- 通勤ストレスが無い
- 人間関係のイライラが減る
- 妻と会話する時間が倍以上持てるように
- 空いてる時間に出かけられる
- 自己啓発する時間を取りやすい
「満員電車が嫌だ」「同僚が文句ばかり言うので腹が立つ」というような仕事で割と上位に入るストレス要素を軽減することが可能になります。
実際に仕事のイライラで起きていた頭痛が無くなったので、ストレスは減ったように思います。
メリット1:通勤ストレスが無い
通勤がそもそも不要になります。よって満員電車に乗る必要性が無くなりますね。(不定期に出社する事はあるので、ゼロにはなりませんけど)
ほとんどの会社員は朝の通勤で疲れてしまい、午前中から力を発揮できないケースが多いですが、私は8時にはパソコンに向かって作業を始めるようにしています。
朝食食べたら即仕事に入れる環境って、素晴らしいの一言です。
メリット2:人間関係のイライラが減る
職場の人間関係って有意義なケースもありますが、意見が合わなかったりすると相手をするだけでも消耗します。あと、私が過敏なだけかもしれませんが、周りのヒソヒソ話が気になって仕事が手に付かない時があり、悩みました。
在宅ワークだと、私と妻しかいないので基本的に平穏です。でかい声で電話をするうるさい上司や、くだらない話ばかりしてくる同僚もいないので、余計なストレスを受ける心配が無くなります。
メリット3:妻と会話する時間が倍以上持てるように
会社通いの人だと平日9時~18時まで仕事だとして約10時間(通勤時間含)は家を離れることになります。
在宅ワークだとずっと自宅にいるので、妻とお昼休みやちょっとした時間に会話できて楽しいです。子供がいる家庭は気分転換に遊んだりもできますね。
逆に奥さんに干渉されたくないって人もいるでしょうけど、私は妻に仕事の相談もするタイプなので、割と生産的な話ができて得だなって思ってます。
あと、家事も分担しやすいです。トイレ掃除は私が担当になってますが、仕事の気分転換にやってるのでまったく苦じゃないです。会社通いの頃は、週末に面倒な事がしたくなくて妻に任せがちだったので、多少進歩したのかなと思ってます。
メリット4:空いてる時間に出かけられる
会話する時間が増えたおかげか、出かける予定が立てやすくもなりました。
ちょっと運動したいなと思った時はふらっと近所に一緒にジョギングいきますし、買い物も安売りの日に一緒にまとめ買いするようにしています。
平日の方が特売品多くて割と経済的だった事に最近気付きましたね。
あとは長期旅行の計画も立てやすいのも気に入ってます。仕事が溜まっている場合でも、ノートパソコンを持参すれば出先で作業できますからね。
割とフリーダムな生き方ができます。
メリット5:自己啓発する時間を取りやすい
ここ数年は直接的な業務に関係しない事は無駄かなって思って学ぶ機会がめっきり減ってしまいましたが、在宅ワークをしながら副業を始めてみると新しい技術や知識に興味が湧くようになります。
目的意識が生まれた事で、今まで苦手だった読書やWeb関係の勉強をするのが楽しくなってきたと実感しています。
今思えば、前の会社の仕事って時間を対価にお金もらうだけで成長要素ゼロでした。自分が何年も無駄な働き方をしてたのかと思うと、悲しくなりますね。
まとめ:本気で仕事と家庭を両立させる気があれば、在宅ワークで叶えられます
釘をさすようで恐縮ですが、在宅ワーカーとして働く事ですべての人が必ずしも幸せになるとは限りません。自宅で集中して働く自信が無い人や家族を養うためにはお金が必要だと考えている人は、やめておいた方が無難です。
あなたが「安定した収入よりも家族と笑顔で過ごす時間がほしい」「会社に通うストレスの無い平穏な環境で仕事がしたい」と考えているなら、在宅ワークは理想的な働き方と言えるでしょう。
家庭をおろそかにするのはもうやめだ!と本気で思い始めた人は、是非行動しましょう。
万が一失敗しても、20代~30代なら再度転職をすれば良いのでリカバリ可能です。