こんな方におすすめ
- 毎日の電車通勤が苦痛から開放されたい
- 電車通勤のストレスがない職場があるのか知りたい
- 会社に通うことが面倒になってきた
日々、満員電車に揺られて会社に行く生活ってとにかくストレスが溜まりますよね。
狭い車内で見知らぬ他人と肩をぶつけ合ったり、場所取りに必死なおじさんに足を踏まれたりすると会社に着く頃には心身ともにヘトヘトになってしまいます。
無用なストレスなので出来れば避けたいところですが、極論を言うと電車通勤のストレスを解消するためには「電車に乗らない」という選択肢しか無いと考えています。
私も昨年度までは毎日の電車通勤が本当に苦痛で仕方なかったのですが、仕事をやめるわけにもいかずどうしたものかと悩んでいました。今はリモートワーク(在宅勤務)ができる職場に出会うことができたおかげで通勤ストレスからキレイさっぱり開放されました。
当記事では、電車通勤の問題点を解消させるためにリモートワークがいかに有用化をお伝えしていきます。「電車通勤による無駄なストレスを減らして仕事を楽しみたい」そんなあなたの助けになれば幸いです。
【事実】電車通勤が苦痛で仕方ないならリモートワークが最適
リモートワーク(在宅ワーク)とは、自宅で会社の業務を遂行する仕事スタイルです。
昨今では自宅から会社のパソコンに繋げたり、ウェブ上のクラウド環境を使って仕事をしたりすることが容易になってきています。これから益々増えることが予想されるホットな働き方と言えるでしょう。
リモートワークならば会社に行く必要が無いので、通勤そのものが不要になります。私のように「朝の通勤ラッシュが嫌で嫌でたまらない」そんな人にとってリモートワークは解決策のひとつになり得るでしょう。
会社勤めで電車通勤を無くす事は困難です
当たり前ですが、会社に向かうのに電車を使う必要がある場合は基本的に電車通勤を無くすことはできません。
違うストレスが溜まってしまいますよ。
考えられる対処方法にはそれぞれデメリットが付きもの。以下のような感じです。
電車通勤への対処方法 | デメリット |
会社から2~3駅の距離に引っ越す | ・短距離でも電車に乗るストレスは変わらない ・都心部だと家賃が高額 |
会社から徒歩圏内に引っ越す | ・休日も仕事のことを考えてしまい憂鬱 ・近いからという理由で呼び出される ・都心部だと家賃が高額 |
時差出勤をする | ・認めていない会社が多い ・勤勉さを美徳している人が多く、白い目で見られがち |
車通勤できる職場に転職する | ・都内の渋滞ストレスでイライラする ・毎日の運転が苦痛になってくる |
会社の近くに住んでも電車の混雑量は変わらない
会社の近くに引っ越しても、結局はストレスにさらされる時間が長いか短いかだけの違いしかないです。出社時間は今までと変わらないので、短距離でも朝の通勤ラッシュに巻き込まれて疲弊します。
また、勤務先が都心部だとしたら近くに引っ越すとなると家賃が高さがネックになってきます。
例えば、品川区の1DKの相場が『11万円』くらいですが、練馬区だと『8万円』で済みます。毎年36万円も差が出ることを考えるともったいないって思いませんか?
会社から徒歩圏内に住むのは絶対やめるべき
徒歩圏内から通える距離であれば間違いなく通勤ストレスからは開放されます。
しかしながら、この生活は私の大嫌いな会社に依存した生活そのものなので、まったくおすすめしません。
会社の近くに住んでしまうと、休日出歩く際も仕事のことを思い出してしまったり、近いからという理由だけで緊急出社を要求させられる可能性が出てきます。
私の同僚にも、徒歩10分ほどの距離に住んでいる人がいましたが、急なトラブル対応で休日の真夜中に呼び出されている人がいました。まだ電車すら動いていない真夜中に、ひとりで会社に行って仕事する虚しさといったら無いですよね。
世の中には会社が好きで好きでたまらない人もいるので、そういった人には最高かもしれませんが、私のように仕事とプライベートを割り切って考えたい人は、境界線を引く意味でも徒歩圏内はやめておくべきでしょう。
時差出勤を許可しない会社の本音
単純に時差出勤を認めてしまうと勤怠が不規則になるからです。
私が過去に勤めていたIT企業の開発部門では一時期時差出勤(10時出社)を許可する動きがありましたが、社員の9割が朝から会社に来ないという事態になりました。営業から「相談したいことがあるのに、誰も電話に出なくて困る!」とクレームが多数寄せられたことでたったの2ヶ月で中止になりました。
結局、会社というものは仕事有りきなんですよ。顧客を最優先に考えると、時差出勤は今まで築いてきた勤怠バランスを崩壊させてしまう結果を招くので認めたくないんですよね。
ただし、ベンチャーや中規模の企業では裁量労働制といって個人の判断で出社時間を調整できる制度を設けている企業もあります。
裁量労働制は労働基準法の定めるみなし労働時間制のひとつとして位置づけられており、この制度が適用された場合、労働者は実際の労働時間とは関係なく、労使であらかじめ定めた時間働いたものとみなされる。
裁量労働制の企業ならば、成果を出すことができれば出社時間は割と自由です。私の知り合いはお昼から朝のミーティングを行うそうで、その時間までに会社にいれば何時出社でも良いそうです。かなり緩くてうらやましい限りですね。
電車に乗るという行為からは開放されませんが、混雑によるストレスは軽減されることでしょう。
電車通勤ストレスが無くならない理由
電車通勤ストレスって何が原因か冷静に考えてみると、結局は【対人関係のストレスが9割】だと思っています。
赤の他人同士が嫌々密着させられている空間ほどつらいものはありませんからね。
イライラ原因のほとんどは【対人ストレス】である
例えば、電車が遅延してイライラする原因を考えると「会社に着くのが遅れて困るから」よりも「人同士の密着度があがるから」「電車内でもみくちゃにされるから」という人の方が圧倒的に多いんじゃないでしょうか。
電車でのストレス要因
・車内で他人と密着するストレス
・座席の取り合いによるストレス
・口臭、体臭、加齢臭によるストレス
・顔汗が止まらなくてメイクが崩れてストレス
・強引に体当たりして飛び乗ってくる人がいてストレス
結局は人間のモラルに起因しているのですが、周りがやっているから問題ないと思考停止してしまう人がほとんどです。
お年寄りに席を譲らない人のなんと心の狭いことか…。
満員電車は今後も解消される見込みはない
年々、地域の過疎化が進んで首都圏に人が集中するドーナツ化現象が激しくなっています。そう考えてみると電車は年々混雑する一方なので、満員電車は数100年後の未来でも解消されていないかもしれませんね。
まず日本の企業のほとんどが9時出社を基準に考えている点から直していかないと駄目なんです。同じ時間にサラリーマンが一斉に電車に乗るから混むのは当たり前ですよね。
東洋経済オンラインが発表している首都圏の電車混雑度を見てみると、83区間のうち74区間が乗車率100%を超えている状況。43区間は乗車率150%を超えているわけですから悲惨ですよね。
参考首都圏83区間「鉄道混雑率」最新ランキング(東洋経済オンライン)
日本の企業は頭が固いので時差出社が浸透しない
早朝出社や時差出社を推奨している企業も増えてきてはいますが、とにかくお硬くてまじめな企業が多い日本ではなかなか浸透していかないのが実状です。
会社のトップに時差出社を認めさせるのは容易な事ではありません。ワンマン社長だと説明したところで聞く耳すら持ってくれませんからね。
失敗すれば会社でのあなたの評判や立ち位置も悪くなる一方とリスクばかりです。
リモートワークなら出社しなくても仕事ができる
今はITの普及によって設備さえ整えることができれば、どこからでも会社のパソコンやクラウド環境に繋ぐことが可能な時代です。
「通勤ストレスを無くして仕事を続けていきたい」と強く思うのなら、リモートワークで在宅勤務をする働き方を是非検討してみて下さい。
私は朝の通勤ラッシュが大嫌いで毎日会社に行くのが憂鬱でしたが、リモートワークで働くようになって毎日心穏やかに仕事に取り組めるようになりました。
在宅は誘惑が多いし収入は少ないのですが、働くことへのストレスは圧倒的に減ったと感じています。
シンプルに通勤そのものが無くなります
当然ながら自宅で仕事ができるので通勤そのものが不要になります。朝の混雑や電車遅延のニュースで落ち込む必要が無くなるので、気持ちが楽になります。
ただし、通勤で消費していた運動量が無くなるので、確実に身体がなまってくるので注意しましょう。運動不足は体調不良を招きますので、週に2~3日程度は運動をする時間を設ける工夫をした方が良いです。
通勤時間そのものは無駄である
そもそも通勤時間って【自宅⇔会社間を往復する事が目的】なので、行動自体に価値がありません。
サラリーマンは平均して30分~60分程度通勤に時間を要しています。
例えばの話ですが、通勤に往復1時間に掛けているとすると1ヶ月(21日換算)の通勤時間は『21時間』にもなります。ほぼ1日を無駄にしているわけなんですよ。
在宅で仕事をする場合は通勤に使っていた時間を仕事に割り当てられるので、非常に生産的だと言えます。朝起きたら5分で仕事を始めることだってできますからね。
無駄を省いてシンプルに生きる。理想的な働き方だと思えてきませんか?
仕事と家庭の両立ができる
既婚者であれば奥さんの家事や育児の負担を減らすことに繋がります。私も微力ながら食事を作るのを手伝ったりしています。
詳しくは以下の記事にまとめていますので、ご覧下さい。
在宅ワークは仕事と家庭を両立させたい男性に最適【人生に平穏を】
続きを見る
独立やサイドビジネスの足がかりになる
リモートワークは独立準備やサイドビジネスなどの複業をしながら仕事を続けていきたい人にもおすすめの働き方と言えます。
私も今はリモートワーク兼フリーランスのエンジニアとして働いていますが、近い将来には独立して自分のビジネスを展開させていきたいと考えています。また、会社と違って同僚や上司の目を気にする必要が無いので、時間を上手く使えば割とやりたいことができるのも良い点ですね。
電車通勤が苦痛で仕方ないならリモートワークできる職場を探そう
会社勤めで電車通勤のストレスから開放されるのは難しい事ですが、決して不可能ではありません。
毎日の電車が本当につらくてつらくて仕方がないのなら、まずは働き方を変える事から考えてみることをおすすめします。耐え忍ぶだけの人生では何も変わりませんからね。
「リモートワークができる求人を検討してみたい」と少しでも思ったのなら、転職エージェントサービスを利用するのが最も効率的です。リモートワーク可の求人数そのものが少ないので、自力で探すとちょっと大変なんです。私も身をもって実感しました。
詳しくは別記事でまとめていますので、是非参考にしてみて下さい。
転職エージェントサービスに詳しく知りたい人
転職エージェントを比較したい人